REG(Taxation and Regulation)は、難しいというより「ややこしい」科目です。個人・法人・パートナーシップで同じテーマが形を変えて何度も出てくるため、その違いを並べて整理できるかどうかが攻略のカギになります。
REGの範囲と、TCPとの関係
AICPAのBlueprintによると、REGは米国の連邦税法(個人・法人などへの課税)と、ビジネス法(Business Law)、職業倫理などで構成されています。
REGと選択科目のTCPは、以前は1つの科目でした。今は分かれていますが、内容はつながっています。REGは個人の税務が中心で、TCPはその知識に法人やパートナーシップの扱いを上乗せしていく構成です。TCPを選ぶ予定なら、REGの直後に続けて受けると効率よく進められます(TCP攻略)。
個人・法人・パートナーシップを並べて整理する
REGでは、同じテーマが「個人の場合」「法人の場合」「パートナーシップの場合」と形を変えて何度も登場します。一つひとつを別々に暗記するのではなく、「これは個人ならこうだけれど、法人ならどう変わるか」という視点で並べて整理するのがおすすめです。この整理の仕方は、その先のTCPでもそのまま使えます。
REGの内容自体は難しくありません。ただ、個人の中にもさまざまなパターンがあり、その違いに慣れるまで時間がかかります。整理がつくまで3ヶ月ほどかかると考えておきましょう。この地道な作業は、FARとAUDを乗り越えてきた人ほど有利です。面倒な暗記をやり切る忍耐力が、FARですでに身についているからです。
税法の数字(控除額の上限や税率など)は、すべてを丸暗記する必要はありません。大切なのは「この場合はどのルールが当てはまるか」を判断できることです。数字を覚えるときも、まず「どの論点で使う数字か」を整理しておくと覚えやすくなります。
REG1とREG2は分けて考える
教材がREG1・REG2に分かれている場合(アビタスなど)、2つは戦略を分けて考えます。税法を中心とするREG2は、MCもTBSもしっかり解けるよう完成度を高めます。暗記が中心のREG1は、REG2の理解が進んでから取り組んでも十分に間に合います。
まずはREG2から始め、REG1は直前期にかけて仕上げていく進め方がおすすめです。REG1に時間をかけすぎてREG2の理解が浅くなってしまうのは、避けたいところです。
講義動画より、問題演習を早めに
REGの講義動画は、必ずしも全部見なくて大丈夫です。テキストの内容をなぞる構成のことが多く、時間がかかりやすいからです。分からないところは、テキストを読むかAIに質問するほうが早く解決できます。
MCは、テキストを見ながらでも2週間あれば一通り触れられます。何度か解いて理解の土台ができたと感じたら、思い切ってTBSに進みましょう。REGはFARほどMCとTBSの難しさに差がないので、TBSはMCの組み合わせだと考えて、早めに触れておくほうが効率的です。
税法とBusiness Lawを同じ日に少しずつ混ぜて勉強するより、曜日で分けたほうが頭を切り替えやすくなります。
2026年に受験する人の注意点
2026年は、税法改正の反映が受験月によって分かれます。REG・TCPを受ける人は、使っている教材が自分の受験月に対応しているかを必ず確認してください。詳しくは2026年試験変更まとめをご覧ください。
自分の弱点はRQ弱点診断のREG科目で確認できます。個人・法人・パートナーシップの違いやビジネス法を問題で確かめたい人は、REG練習問題も使えます。
よくある質問(REG)
Q. REGは難しいですか?
A. 内容自体は難しくありませんが、パターンが多くややこしい科目です。整理がつくまで3ヶ月ほどかかると考えておきましょう。
Q. REG1とREG2、どちらから始めますか?
A. 税法を中心とするREG2から始めるのがおすすめです。
Q. 講義動画は全部見るべきですか?
A. 必須ではありません。分からないところは、テキストやAIで確認しても大丈夫です。
Q. TCPと同時に勉強してもいいですか?
A. 基本はREG合格後がおすすめです。
Q. 2026年の税法改正が不安です
A. 受験月と教材の対応版を確認してください。2026年試験変更まとめで整理しています。