REG対策

USCPA REG攻略法|税法の効率的な暗記戦略と出題傾向

2026.03.12 · REG科目対策 · 監修:背徳タイシ


REG(Tax and Regulation)は日本人にとって最もハードルが高い科目と言われる。だが、正しい優先順位で攻めれば最も「暗記で点が取れる」科目でもある。

FIGURE 01 · REGの重心

暗記を仕組み化する

TAX
個人・法人
配点の中核
LAW
Business Law
効率よく拾う
UPDATE
改正タイミング
受験月と突合

出題の50%を占めるコア論点

REGの出題はIndividual Tax(個人所得税)とCorporate Tax(法人税)で約半分を占める。次にProperty Transactions(資産取引の損益認識)、Business Law(UCC・契約法・代理法)が続く。この4領域に学習時間の80%を投下するのが合格への最短路。

税法暗記の効率化テクニック

米国税法は数字(控除額の閾値、税率のブラケット等)が頻出するが、全部覚える必要はない。試験で問われるのは「仕組みの理解」であり、具体的な数字よりも「この場合はどのルールが適用されるか」の判断力。ただし、§1031 Like-Kind Exchange、§179 Expensing、NOL繰越ルールなど頻出の数字は確実に押さえる。

FIGURE 02 · 暗記の回し方

覚え方を固定する

1
横断表を作る
類似規定を並べる
2
毎日の小テスト
思い出す練習を優先
3
改正差分を分離
旧新を混ぜない

Business Lawの効率的な対策

Business Lawは税法と毛色が違うため苦手意識を持つ受験生が多いが、実は得点源にしやすい。UCC Article 2(売買契約)、代理法(Agent-Principal)、企業形態(Partnership, LLC, Corporation)の3分野に絞って暗記すれば合格ラインに届く。

REGの弱点を具体的に把握するには、RQ弱点診断のREG科目で20問に挑戦してみよう。Individual Tax、Corporate Tax、Business Lawなどトピック別のスコアが出るため、どこから手をつけるべきかが一目で分かる。

関連:2026税法変更タイミング 関連:TCP選び

CAMPのREG観:暗記勝負に見せかけて、優先順位勝負

REGは暗記量が多い。だが勝ち筋は「全部覚える」ではない。出る密度の高い帯域を先に固め、Business Lawと税の切り替えコストを下げることだ。優先順位がない暗記は、忙しい社会人ほど破綻する。

2026年は税法反映の受験月分岐がある。REG/TCP受験者は、教材の対象受験月を確認する。2026変更とセットで見る。旧新が混在したメモは点が安定しない。

週次の型(REG)

税とLawを毎日少しずつ混ぜると、頭の切り替えで時間が溶ける人が多い。週のカレンダーでブロックを分ける方が速い。

暗記を効率化する制約

制約1:新しい暗記アプリを増やす週は、何かを減らす。制約2:覚えた気になる用語集より、間違えた問題の条件文を残す。制約3:暗記の成果指標は「言えた」ではなく「問題で使えた」。

英語がボトルネックなら、REG用語を汎用英単語と混ぜない。試験で落ちた語だけをリスト化する。英語の処方と同期する。

TCP連続を見据える

税務キャリアやTCP選択なら、REG直後が最短になりやすい。逆にREGが弱いのに合格率だけでTCPを選ぶと延長戦になる。Disciplineは科目選択TCPへ。

REG合格後に空白を置きすぎると、TCP側の持ち越しが減る。スコア待ち期間は仕込みモードで基礎を触る運用がよい。

ケース別:REG

ケースA:日本の税知識あり。助けになるが、USの聞き方と数値感は別物。過信せず問題形式に慣れる。

ケースB:税ゼロ。コア帯域から入り、例外の海に最初から潜らない。Lawは後回しにしすぎず、週ブロックで並行。

ケースC:2026年7月前後受験。教材版と改正反映を先に確認。学習時間より版のズレが危険。

ケースD:暗記が回らない。量を減らしてコアに寄せる。全部均等はREGでいちばん高い。

今日の15分(REG)

受験月を書き、教材版の確認状態をYes/Noで書く。次に今週の税ブロックとLawブロックをカレンダーに置く。暗記法の記事を増やす前に、枠を置く。

"REGは暗記量の勝負に見えて、優先順位と受験月の突合の勝負だ。"
関連:TCP · 費用 · 合格率

コア帯域の固め方

コアは「頻出だから全部暗記」ではなく、「仕組みが説明できるか」で固める。説明できない論点に例外を足しても、問題で使えない。説明できた論点だけ反復に回す。

反復は同じ問題の再出より、同型の条件差し替えで確認する。数字が変わっても型が使えれば、暗記は定着している。

Business Lawを嫌いにならない

Lawを後回しにしすぎると、直前期に税と混線する。週1ブロックでよいので先に置く。嫌う理由が英語なら試験英語処方、量なら範囲をコアに絞る。嫌う理由が「税じゃないから」なら、配点の現実を見てブロックを確保する。

LawもREGの一部だ。捨てる判断をするなら、合格ラインの残りを税で確実に取れる設計が必要で、それは上級者向けだ。迷うなら捨てない。

改正差分の扱い

改正は全部追わない。自分の受験月に関係する差分だけを弱点リストに1行追加する。関係ない改正ニュースは確認日まで閉じる。REGの難易度を上げる最大要因の一つが、改正の過剰追跡だ。

教材ベンダーに対象受験月を確認するメールを一度送る方が、SNSを10回見るより速い。待ち時間はコア演習に充てる。

REG記事の完了条件は、受験月・教材版・税ブロック・Lawブロックがカレンダーにあることだ。暗記法の収集ではない。

最終確認:優先順位があるか。受験月と版が突合されているか。週ブロックがあるか。Yesなら閉じて演習へ。

暗記の週次レビュー

毎週、覚えた量ではなく「問題で使えたか」を見る。使えていない暗記は、次週のリストから外すか、問題セットに接続する。接続されない暗記はREGでは点にならない。

リストは上限を守る。上限を超えたら古いものを落とす。無限リストは、暗記している気分だけを育てる。

数字と条文の扱い

数字(閾値・税率感)は、丸暗記の前に「どの論点のトリガーか」を書く。トリガーが分かれば、数字は後から載る。条文名の暗記も同様で、結論の分岐に効くものだけ残す。

電卓や計算が絡む問題でも、先に条件の法的意味を取る。計算ミスより、条件の取り違えの方が痛くなりやすい。

よくある質問(REG)

Q. 日本の税理士試験と似てる? A. 筋肉は一部近いが、聞き方と範囲が違う。過信しない。Q. Lawは捨てる? A. 迷うなら捨てない。Q. TCP同時? A. REGを閉じてからが基本。

Q. 2026改正が怖い。 A. 受験月と版の突合。2026変更へ。Q. 暗記が苦手。 A. 量を減らしコアへ。全部均等をやめる。

REGの不安は「覚えきれない」が多い。その不安への正解は、もっと覚えることではなく、覚える範囲を優先順位で減らすことだ。

今日やるなら、受験月と教材版を確認し、税ブロックを90分だけカレンダーに置く。置くまでは暗記法を増やさない。

点が伸びない週は、Lawと税を混ぜすぎていないか点検する。混ぜているならブロックを分け直す。

REG合格は、税法の専門家になることではない。試験範囲の優先順位を守り、条件を落とさず点を取ることだ。

REGの週次レビュー例

3行で見る。「問題で使えた論点」「使えていない暗記」「受験月と版のズレ有無」。ズレがある週は暗記より版確認を優先する。使えていない暗記はリストから落とすか問題へ接続する。

Lawと税を混ぜた週は、切り替えミスが増えていないか点検する。増えていればブロック分割を強化する。

直前期のREG

新しい例外を増やすのをやめ、ミスリストの再読とコアの再実行に寄せる。改正の不安が出たら、受験月に関係するかだけ見て閉じる。関係するなら差分1行をリストへ。

暗記不足の恐怖で夜更かししない。睡眠を削った暗記は、条件拾いを落とす。REGは条件戦でもある。

締め:REGは優先順位の科目

REG攻略の完了条件は、全部を覚えることではない。受験月・版・税ブロック・Lawブロックが固定され、コアが問題で使えていることだ。

固定前に暗記法を増やさない。固定後はリスト上限を守り、使えたものだけ残す。優先順位がREGの得点源だ。

TCPを見据える人も、まずREGを閉じる。閉じる前の先取りは、どちらも薄くすることがある。

今日の完了は、版確認と税ブロック90分の確保だ。それができたらREGは動き始めている。

関連は2026変更・TCP・英語・費用へ必要時だけ。REGの枠をニュースで侵食しない。

REGのコア説明は、他人に話せる短さでよい。長く説明できない論点は、まだ反復に回さない。

数字の暗記はトリガーとセットでカード化する。数字だけのカードは試験で使いづらい。

Lawの週ブロックは短くても固定する。固定がないと直前期に税へ圧迫される。

改正差分は「自分の受験月の差分」以外をリストに入れない。入れた瞬間に範囲が爆発する。

REG模試後は、税とLawのどちらで落ちたかを先に分ける。混ぜて復習しない。

暗記アプリを増やす前に、既存リストの接続率(問題で使えた割合)を見る。

接続率が低いならアプリ不足ではなく、問題不足だ。

TCP志望でも、REGの穴リストが残っているならTCP教材を開かない。

日本の税知識は助けだが、USの条件文で落とすなら過信を捨てて設問起点に戻る。

REG記事を閉じる条件は、版確認・税枠・Law枠の3点固定だ。

夜の不安暗記より、朝の短ブロックの方が定着しやすい人は多い。生活に合わせて置き換える。

捨て問の判断は、合格ラインの残りが税で確実なときだけ。確信がなければ捨てない。

教材の旧新が混在していないか、章の冒頭で版を確認する癖をつける。

点が伸びない週は、優先順位が崩れて全部均等になっていないか点検する。

REGの完走は、暗記の天才になることではなく、優先順位を守り続けることだ。

今日の枠が置ければ、暗記法の探究は終了してよい。

REGの優先順位リストは、教材目次のコピーにしない。自分が落ちる帯域だけを書く。

税ブロックの開始5分で、今日のコア論点を一言宣言する。宣言がないと漫然と暗記する。

Lawブロックはタイマーで区切ると、税への侵食が減る。

版確認の結果はボードに日付付きで残す。残らない確認はしていないのと同じだ。

暗記の不安が出たら、リストを増やす前に接続率を見る。

REGの直前期は新しいアプリ禁止をルール化してよい。

TCP教材のチラ見が始まったら、REG穴リストを先に開く。

今日のREG完了は枠の消化。枠が空ならまだ開始していない。

改正の噂で予定を動かさない。公式と教材の対象月だけで動かす。

REG記事は優先順位の点検表だ。点検できたら閉じる。

REGの完走は、暗記量の人ではなく、優先順位を守った人の側にある。

版と枠が固定されている週は、不安があっても前進できる。

固定前の不安消化は、学習に見えて学習ではない。

Lawを短く残す判断は、嫌いの処理ではなく配点の処理だ。

REGページは枠が消化されている週は閉じる。

改正の過剰追跡が始まったら、確認日ルールに強制戻しする。

TCPへの焦りは、REG穴リストで一度冷やす。

冷やしたあとでまだ余裕なら、仕込みは短くでよい。

優先順位が生活に落ちたら、REGの不安は小さくて済む。

不安が残っても、枠が消化されていれば前進だ。

前進を点数だけで判定しない。使えた論点の増加でも判定する。

判定ができたらREGページは閉じる。

REGで勝つ人は、暗記の怪物ではなく、優先順位の守り人だ。

守れている週は、不安が残っていても設計は機能している。

機能している設計を、不安ニュースで壊さない。

壊したくなったら、版と枠の確認だけして演習へ戻る。

優先順位を守る人は、不安の波を範囲拡大にしない。

拡大したくなったら、コア説明ができるか自分に聞く。

できなければ拡大せず、説明できるまで反復する。

枠を消化した日は、REGが前に進んだ日だ。不安の有無では判定しない。

優先順位の定着も、枠を守った普通の日の積み重ねで起きる。

REGは全部暗記の科目ではない。優先順位の科目として設計する。

税とLawのブロックを分け、切り替えコストを減らす。

受験月と教材版の突合を、暗記より先にやる。

改正は関係分だけ弱点リストへ1行。過剰追跡しない。

暗記アプリ増設の週は、何かを減らす制約を守る。

成果指標は「言えた」ではなく「問題で使えた」。

TCPを見るならREG直後の連続性を先に評価する。

コアが説明できるまで例外を足さない。

Lawを嫌って捨てる判断は上級者向け。迷うなら捨てない。

REGページの完了は暗記法収集ではなく、枠と版の確定だ。

覚えきれない不安への処方箋は、範囲を増やすことではなく優先順位で減らすことだ。

税ブロックを先にカレンダーへ置き、その枠内だけで暗記法を選ぶ。

Lawブロックを嫌っても消さない。嫌う理由を英語か量かに切り分けて対処する。

改正ニュースのタブが開いたら、受験月に関係するか1分で判定し、無関係なら閉じる。

暗記リストの上限を守る週は、点が増えやすい。上限を破る週は気分だけ増える。

TCPを見据えるなら、REG合格後の空白日数を先に決めておく。

REG記事の再読より、版確認と枠置きを完了条件にする。

コアが説明できる論点だけを反復に回す。説明できない論点に例外を足さない。

REGの学習ログは、暗記カード数ではなく問題で使えた論点数で取る。

受験月と版が未確認の暗記は、ズレるリスクを抱えた投資だ。

Lawを消したくなる日は、ブロックを短くして残す。消さない。

改正タブを閉じる訓練が、REGの集中力を守る。

覚えきれない不安は、範囲を減らす合図として扱う。

RELATED ARTICLES

無料で今すぐ試せる

自分の弱点を数値で把握する
RQ弱点診断(全6科目対応)

AICPA Blueprint参照の独自問題・120問・登録不要

診断を始める →
LINEで弱点レポートを受け取る(無料)