事業会社で経理マネージャーとしてチームを率いるnaokiさんは、仕事と子育てを両立しながらUSCPAの勉強を続け、最初に受けたFARは52点でしたが、2026年3月の受験で82点を取って合格しました。この記事では、CAMPの対談動画で本人が話した内容をもとに、30点上げるために変えた3つのことと、時間の作り方を紹介します。
受験を決めた理由と、独学のころの状況
会社に依存しない、自立したキャリアを作りたいという思いがあり、そのための学び直しとして英語と国際資格に挑戦しようと考えたのがきっかけです。2024年12月にアビタスで勉強を始めました。
最初は一人で勉強していたため、情報が足りず、勉強仲間もいない状態が続いたそうです。予備校のテキストはあっても、スケジュールの組み方や、問題をどう進めるかで迷っていました。一部に時間をかけすぎるのはよくないと分かっていても、実際にどのくらいのペースで進めればいいのかがまったく分からなかったといいます。CAMPを知ったのは、SNSで見つけたnoteの記事でした。情報を自分で集めるのが苦手なので、合格した人から直接聞いたほうが早いと考えて入会しています。
52点から82点に上げるために変えた3つのこと
入会してから大きく変わったのは、問題演習への向き合い方です。以前はTBSは難しいので後回しにするイメージでしたが、MCとTBSの進め方や、正解した問題と間違えた問題での復習の仕方の違いを教わりました。そのうえで、本人がスコアアップのポイントに挙げているのは次の3つです。
1つ目は、間違えたところを見える形にすることです。苦手な分野は勉強し直してもすぐに忘れてしまうので、どんなミスをしたのかをノートにまとめ、同じ間違いを繰り返さないようにしました。
2つ目は、復習を早めて、解いた翌日に必ず解き直すことです。苦手な分野ほど忘れやすいので、翌日にすぐ見直して記憶を保つようにしました。
3つ目は、MCを解く時間を測ることです。最初の受験ではMCに時間をかけすぎ、それが点数が伸びなかった原因だと分析していました。そこで1問90秒を目標にし、特に苦手な分野は時間内に解けるまで練習を繰り返しました。時間内に解けなかった問題は、その原因を分解して、本番でも時間内に解くために必要な対策を考えたそうです。
最初は考え込まずに、最後までやりきる
特に印象に残っているアドバイスとして挙げているのが、最初は考える時間をあまりかけず、とにかく最後までやりきることを重視する、というものです。分からない問題を理解してから次に進みたくなりがちですが、それでは全体が見えなくなります。スピードを重視して全体をつかみ、そこから苦手な部分を掘り下げる順番に変えてから、学習の流れができてきたといいます。
勉強時間は毎日測って記録していました。今日どれだけやったかが見えるので、サボることが減ったそうです。苦手な範囲についても、なぜ苦手なのかを細かく言葉にしました。「なんとなく苦手」ではなく「この論点のここが理解できていない」と特定できると、対策が具体的になり、点数の伸びにつながったと話しています。MCの解き方を確かめたいときは、FAR練習問題で時間を測りながら解いてみてください。
仕事と子育ての中で時間を作る
家族が寝てからの時間、朝、昼休み、仕事のあとの時間など、すき間時間を組み合わせて勉強していました。まとまった時間を確保しようとすると家庭の都合でうまくいかないことが多いので、細切れの時間を積み上げる考え方に切り替えたそうです。勉強時間の記録があると「今日もやれた」という積み上げが見えるので、続けやすくなったといいます。
つらい時期もあったものの、ここまでかけた時間とお金を考えると途中でやめるのはもったいないと考えて踏ん張りました。同じ資格を目指す仲間の合否の報告や悩みの相談をコミュニティで見ていたことも、一人ではないと感じられて支えになったそうです。今はREGの勉強を進めており、資格を取ったあとは、経理マネージャーの経験と組み合わせて内部監査や経営企画、海外子会社を担当する立場を目指したいと話しています。
▶ YouTubeで見る【大逆転】勉強法を一変させて52点⇨82点でFAR合格
この体験から取り入れられること
- 間違えた問題はノートにまとめ、翌日に必ず解き直す
- MCは1問あたりの時間を決めて測り、時間内に解けない原因も分析する
- 最初は考え込みすぎず、まず全体を最後までやりきってから苦手を掘り下げる
- 勉強時間を毎日記録し、苦手な理由を「この論点のここ」と言葉にする