2024年の新CPA試験制度で、FAR・AUD・REGに加えてBAR・TCP・ISCから1科目を選択する方式になった。それぞれの特徴と、あなたに合った科目の選び方を解説する。
BAR(Business Analysis and Reporting)
FARの延長線上にある科目。財務分析、企業結合、外貨換算、EPS計算など、FARで学んだ知識の応用が中心。会計バックグラウンドがある人、FARが得意だった人に向いている。弱点はManagement Accounting(原価計算・CVP分析)の比重が高いこと。FARの知識が活きる一方、Management Accountingが苦手な人にはハードルが高い。
TCP(Tax Compliance and Planning)
REGの上位互換的な科目。個人・法人のTax Planningに加え、Trust & Estate、Gift Taxなどが出題範囲に入る。REGで税法に慣れた人、税務系のキャリアを志望する人に向いている。REGの知識がそのまま使えるため、REGの直後に受験するのが最も効率的。
ISC(Information Systems and Controls)
IT監査・情報セキュリティ・データ分析が出題の中心。SOC報告書、サイバーセキュリティフレームワーク、データガバナンスなどが頻出。IT系のバックグラウンドがある人、システム監査のキャリアを考えている人に最適。会計知識の比重が低い分、非会計系からUSCPAを目指す人にも取り組みやすい。
選び方の判断基準
迷ったら次の3つで判断する。①直前に受けた科目(FAR直後→BAR、REG直後→TCP)、②キャリア志向(税務→TCP、IT監査→ISC、財務分析→BAR)、③RQ弱点診断の科目別スコア(3科目とも受けてみて、最もスコアが高い科目を選ぶ)。当サイトのRQ弱点診断はBAR・TCP・ISCの3科目すべてに対応している。