試験を終えた直後からスコアが出るまでの数週間が、合格スピードを左右する。発表日・確認方法・結果が出た後の行動を事前に知っておけば、無駄なく次の科目へ進める。
FIGURE 01 · スコア後の分岐
合格/不合格で次が違う
合格
- 次科目のNTS
- 学習を止めない
- Credit Window確認
不合格
- Performance Report
- 弱点の再設計
- 再受験日程
2026年 科目別スコアリリーススケジュール
必須科目(FAR・AUD・REG)
| 受験期間 | スコア発表日 | 待機目安 |
|---|---|---|
| 1月1〜23日 | 2月10日 | 約18日 |
| 4月1〜23日 | 5月7日 | 約14日 |
| 7月1〜23日 | 8月7日 | 約15日 |
| 10月1〜23日 | 11月7日 | 約15日 |
選択科目(BAR・TCP・ISC)
| 受験期間 | スコア発表日 | 待機目安 |
|---|---|---|
| Q1(1月1〜31日) | 3月13日 | 最大41日 |
| Q2(4月1〜30日) | 6月16日 | 最大47日 |
| Q3(7月1〜31日) | 9月10日 | 最大41日 |
| Q4(10月1〜31日) | 12月11日 | 最大41日 |
※NASBAの公式スケジュールに基づく。変更の可能性あり。最新情報はNASBA公式サイトで必ず確認してください。
試験当日からスコア確認まで——4つのフェーズ
タイムライン
試験終了直後
NASBAのマイページ(My CPA Examiner)のステータスが「Score Pending」に変わる
カットオフ日翌日〜数日後
試験センターからNASBAへスコアが送付・集計開始。このプロセスに1〜2週間かかる
スコアリリース当日 深夜0時頃(日本時間)
NASBAの公式X(旧Twitter)が発表。マイページには「Reported」と表示されるが数値はまだ非表示
同日 午前7時前後(日本時間)
マイページでスコア数値が確認可能に。75点以上で合格。州委員会のサイトでも確認できる
スコアを見た後——合格・不合格別の次の動き
75点以上(合格)
- 州委員会へスコアレポート申請
- 次科目のNTSを申請
- 次科目の学習を即開始
- 科目合格の有効期限を確認(多くの州で約30ヶ月)
- ライセンス要件の進捗チェック
74点以下(不合格)
- Performance Reportを取得・分析
- 弱点セクションを特定
- RQ弱点診断で現状を再スコア化
- NTS再申請(有効期限を確認)
- 最低6週間後を目安に再受験日を設定
Performance Reportの読み方——不合格時の必須アクション
不合格時に取得できるPerformance Reportは、セクション別の得点水準を「Below Average / Average / Above Average」等の5段階で示す。重要なのは数値そのものではなく「どのセクションが下位帯か」の把握だ。「Below Average」が複数のセクションに重なっていれば、そこが最優先の強化対象になる。再受験前にRQ弱点診断でそのセクションをピンポイントに確認し、出題傾向と照らし合わせることで、次の学習の方向性が一気に明確になる。
スコア待ち期間の正しい使い方
必須科目のスコアが出るまで最短でも2週間、選択科目(BAR等)は最大47日かかる。この期間を「休息」に使うのは機会損失だ。スコア待ち中に次の科目の学習を開始した受験生は、待機期間を空白にしない分、全科目合格までの期間を短縮しやすい。待機期間中は次の科目の基礎固め、または英単語の暗記など低負荷な学習を継続し、スコアが出た瞬間に次のフェーズへすぐ入れる状態を整えておこう。
FIGURE 02 · 待ち期間
休息にしすぎない
CAMPの使い方:発表日ページを「待ちの不安」ではなく「次の着手」に使う
スコアリリース記事でいちばんもったいない読み方は、発表日だけを何度も確認して手を止めることだ。発表日はカレンダーに一度書けば足りる。このページの本番の価値は、待ち期間に何を仕込み、結果が出た直後に何を48時間でやるかが決まっていることだ。
公式の発表スケジュールは更新され得る。だから当サイトでも、最終確認はAICPAのスコア日程を一次情報として見る運用を推奨する。この記事は、その一次情報を「自分の週次計画」に変換するための手順書として使う。
待ち期間の3モード
- 仕込みモード:次科目の基礎か、今回科目の弱点メモ整理。新規の不安記事は増やさない
- 回復モード:睡眠と生活を戻す。直前期に削った分の回復も合格プロジェクトの一部
- 手続きモード:NTS期限・次の予約枠・Disciplineウィンドウをボードで確認
3つを同時に頑張らない。週の初めに主モードを1つ選ぶ。不安が強い週ほど、仕込みは短く、回復と手続きの比重を上げてよい。待ち期間に全科目の計画を作り直すと、結果が出たあとの行動が遅れる。
結果が出た日の48時間テンプレ
合格なら、祝いのあとにやることは次科目の開始日をカレンダーに置くことだ。不合格なら、感情の処理を短くした後、Performance Reportから弱いAreaを2〜3個に絞り、再受験配分メモを書く。詳細手順は再受験ガイドへ渡す。
どちらの結果でも、当日に教材を買い直したり、SNSで体験談を集め始めたりしない。48時間の成果物は「次の開始日」か「再受験配分メモ」のどちらか一方で十分だ。
発表前後でやりがちな時間の無駄
発表日前夜に合格率記事を読み漁る、結果前に再受験教材を衝動買いする、合格後に気を抜きすぎて次科目の開始が1か月遅れる——これらは待ち期間あるあるだ。防止策は単純で、発表日の前日までに「結果別の次アクション」を1行ずつ書いておくことだ。
結果別1行
合格したら:___(例:翌週月曜からAUD基礎)
不合格なら:___(例:レポートで弱いAreaを2つ抜き、4週間再設計)
複数科目を見据えた待ちの置き方
4科目完走では、待ち期間が何度も来る。毎回ゼロになる人は総所要が伸びる。逆に、待ちを次科目の仕込みに固定できる人は、同じ実力でも完走が早い。科目順は科目選択、時間枠は勉強時間と接続する。
DisciplineのウィンドウやNTS期限が近いときは、仕込みより手続きモードを優先する。学習を頑張っても、受けられない日程では得点にならない。期限管理はNTSへ。
発表日確認の運用ルール
確認は公式スケジュールを一次情報とし、自分のカレンダーに転記したら、この記事は閉じる。毎日開き直さない。更新が気になるなら、週次の手続きボードの時間にまとめて見る。発表日ページはニュースサイトではなく、オペレーションの一部として扱う。
"スコア待ちで差がつくのは、発表日の暗記量ではなく、待ち期間に次の一手を置けたかどうかだ。"
待ち期間の週次ボード(15分)
待ち期間専用のボードはシンプルでよい。①発表日、②今の主モード(仕込み/回復/手続き)、③次に触る科目またはArea、④NTS・予約の期限、⑤結果別1行。毎週同じ枠で更新し、発表日サイトを巡回しない。
ボードが埋まっていない週は、学習を増やす前にボードを埋める。待ちの不安の本体は、次の一手が空欄なことだ。一手が入れば、発表日までの日数はただのカレンダーになる。
合格直後に起きやすい失速
合格の反動で、次科目開始が遅れる人は多い。祝いを禁止する必要はないが、開始日だけは合格当日か翌日に置く。開始日が遠いほど、Coreの持ち越しや期限管理が苦しくなる。
合格後にやる手続き(次の予約、Disciplineウィンドウ確認)は、喜びの会話と別枠にする。喜びは喜び、手続きは手続き。混ざるとどちらも中途半端になる。
不合格直後にスコアリリース記事を読み直すな
不合格の当日に発表日や合格率のページを読み直しても、得点は戻らない。必要な遷移先は再受験ガイドと配分メモだ。この記事に戻ってよいのは、次の科目の待ち期間に入ったときだけ、という運用がよい。
同じ理由で、不合格直後のSNS検索も原則ストップする。48時間テンプレを先に実行する。情報が欲しくなったら、公式のレポート説明と自分の演習ログだけを見る。
国際受験・時差・確認導線
確認導線は、公式の案内に従う。ログイン先や表示タイミングで焦っても得点は変わらない。時差のある生活でも、発表日当日に予定を詰めすぎない方がよい。結果確認と次アクション書きに30〜60分空けておく。
表示が遅い・見えないときの一次情報も公式側だ。推測スレを増やすより、確認できる時間を後ろに置き、その間は仕込みか回復を続ける。
完走カレンダーへの接続
スコアリリースは点ではなく、完走カレンダーの結節点だ。各科目の「受験→待ち→結果→次着手」を一本の線で持つと、待ちが空白になりにくい。線が描けないなら、科目順か時間枠が未決なので、科目選択か勉強時間に戻る。
今日やることの最小形は、次の発表日をカレンダーに書き、結果別1行を埋め、待ち期間の主モードを一つ選ぶことだ。それができたら、このページは閉じてよい。
発表日程の公式更新を見つけたら、カレンダーを直し、ボードの①だけ更新する。それ以上の情報収集は、合格を早めない。オペレーションを短く保つことが、この記事の使い方の本質だ。
発表日前日チェック
- 発表日がカレンダーにある
- 結果別1行が書いてある
- 待ち期間の主モードが選んである
- NTS・次予約の期限がボードにある
- 発表日当日に詰め込み予定を入れすぎていない
5つがYesなら、あとは待つだけだ。Noがあるなら、発表日サイトを見る前にボードを埋める。不安の正体は情報不足より、次アクションの空欄であることが多い。
よくある質問(スコア発表)
Q. 毎日公式を見るべき? A. いいえ。転記したら週次確認で足りる。Q. 待ち期間は休むべき? A. 回復モードを選ぶなら休む。ただし主モードを決めてから休む。Q. 不合格当日に何を読む? A. この記事ではなく再受験ガイド。
Q. 合格後すぐ次を受けるべき? A. 開始日を置き、生活を見て決める。空白だけは避ける。Q. 日程が変わったら? A. 公式を一次情報にカレンダーを更新し、①だけ直す。
今日の15分
次の発表日を書き、結果別1行を埋め、主モードを一つ選ぶ。できたらページを閉じ、選んだモードの作業を15分だけ実行する。発表日ページを開いたまま止まらない。
スコア発表は合格プロジェクトの通過点だ。通過点で止まらず、次の着手に変換する。それがスコアリリース記事の正しい使い方である。
"発表日を覚えるな。結果別の次の一手を先に書け。"
ケース別:待ち期間の主モード
ケースA:次科目が決まっている。仕込みモード。基礎の短セットだけ進め、新規の不安記事は増やさない。
ケースB:直前期に消耗した。回復モード。睡眠と生活を戻し、軽い復習だけにする。回復も計画のうちだ。
ケースC:期限が近い。手続きモード。NTS・予約・ウィンドウを優先し、学習欲が強くても先に期限を消す。
ケースD:結果が怖い。主モードを決めたうえで、発表日前日チェックを埋める。怖い気持ちのまま公式を巡回しない。結果別1行があれば、恐怖は行動に変わる。
スコアリリース記事の使い終わり方
カレンダー転記と結果別1行と主モードが決まったら閉じる。発表前日にまた開くとしても、チェックリストだけ見て終わる。合格率や体験談への横移動はしない。
結果が出たら、合格/不合格に応じて次の記事へ渡す。このページに留まり続けないことが、待ち期間を短く使うコツだ。完走カレンダーの結節点として淡々と扱う。
公式日程が更新されたら①を直し、それ以外の文章は読み直さなくてよい。オペレーションは短く、学習と回復に時間を戻す。
スコア発表を待つ時間は、合格プロジェクトの中でもっとも空虚に感じやすい。空虚を埋めるのはニュースではなく、主モードの作業だ。仕込みか回復か手続きか。選んだものを短くやる。
結果が出る前に未来を断定しない。合格前提で散財せず、不合格前提で自己否定しない。書いてある結果別1行だけを信じ、発表の瞬間に実行する。それがいちばん短い待ち方だ。
締めとして、待ち設計の成功条件を再掲する。成功は不安ゼロではなく、発表日・結果別1行・主モード・期限ボードが固定されていることだ。固定できたらページをしまう。
日数のカウントダウンを追わない。追うなら主モードの完了だけだ。日数は勝手に減るが、完了は自分で作る。
発表日前夜に年間計画を描き直さない。夜間の描き直しは不安の消化で、着手ではない。既に書いた結果別1行を守る。
公式以外の速報を増やさない。一次情報は一つに固定し、更新時はカレンダーの発表日だけ直す。噂で予定を動かすと戻すコストが高い。
結果直後の返信やSNSは、次アクションを書いてからでよい。祝福や慰めに時間を溶かし、一手が空になるのを防ぐ。
待ちを空白と呼ばず結節点と呼ぶ。ラベルを変えると、仕込み・回復・手続きのどれかを置きやすくなる。置き方が完走速度を変える。
待ちの卒業は発表日の到来ではない。結果を次アクションへ渡す型が身についていることだ。型があれば止まらない。
仕込みモードの日は、次科目の短セットだけ進める。不安記事の横移動はモード違反として扱ってよい。
回復モードの日は、睡眠と生活の回復を成果に数える。何もしない日を失敗とみなすと、またゼロ週が増える。
手続きモードの日は、NTS・予約・ウィンドウの矛盾解消を優先する。学習欲が強くても、受けられない日程では点が取れない。
合格後は開始日だけ置けばよい。不合格後は配分メモだけ書けばよい。どちらも、このページに長居しない。
ボードが先、公式確認は後。順序を守ると待ちが短くなる。
ボードが先、公式確認は後。順序を守ると待ちが短くなる。公式を開くのは転記と更新のときだけにする。
結果別1行がある人は、発表の瞬間に固まらない。合格なら開始日、不合格なら配分メモへ、すぐに渡す。
待ちの型が身についたら、このページはしまってよい。次に開くのは、次の科目の待ちに入ったときだ。
スコアリリース記事も居場所にしない。ボードが埋まれば、主モードの作業へ戻る。
スコアリリース記事も居場所にしない。ボードが埋まれば、主モードの作業へ戻る。読む回数を減らし、実行回数を増やす。