「USCPAの合格率は50%」——この数字だけを見て安心するのは危険だ。データの裏側にある真実を読み解こう。
科目別の合格率(2024-2025年)
USCPA科目別合格率(AICPA 2024-2025)
FAR45%
AUD50%
REG60%
BAR40%
TCP55%
ISC55%
AICPAが公表する直近データでは、FAR: 約45%、AUD: 約50%、REG: 約60%、BAR: 約40%、TCP: 約55%、ISC: 約55%。FARとBARの合格率が相対的に低いのは、出題範囲の広さと計算問題の難度が要因だ。
日本人受験者の傾向
NASBAの統計では、International candidates(日本含む海外受験者)の合格率は米国内受験者より約5〜10ポイント低い。主な原因は英語のハンディキャップと、米国税法(REG)や米国監査基準(AUD)の馴染みの薄さ。ただし、これは「正しい戦略なしで受けた場合」の数字でもある。
合格率を上げるために
合格率データから導ける戦略は明確だ。①合格率が高いREGやTCPから着手してモメンタムを作る。②合格率が低いFARは基礎固めに十分な時間を確保する。③弱点トピックを特定し、全範囲を均等にやるのではなく優先順位をつけて潰す。RQ弱点診断で自分の科目別スコアを確認すれば、どの科目から受けるべきかの判断材料が手に入る。